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みんなのドラマレビュー! 
金田一耕助シリーズ第五弾「悪魔の手毬唄」
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 昨年はドラマがなくて、寂しかったよーッ!! 
 古谷さんが金田一をやってくれないから、今や最後の牙城となった稲垣金田一第5の事件「悪魔の手毬唄」です。 
  
 レビュー掲載をご希望の方は、木魚庵までメールでお願いいたします。 
 このコーナーに関しては、対象のドラマ、及び原作についてのネタばれを解禁します。同じ原作でも映画や他のドラマなどについては、未見の方もいますのでネタばれはご遠慮ください。 
 (例:石坂版「手毬唄」ではお庄屋さんが○○だったのに、今回は△△だった、などはいけませぬ) 
 絶讃だけでなく、批判・批評OKです。ただし誹謗中傷は当方でチェックします。 
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  子供の頃から原作を読みあさり、映画も千恵蔵版・高倉版・中尾版も含めて殆ど観てきました。 
しかしテレビ版は古谷版までで鶴太郎版で嫌気がさし、小野寺版そしてこの稲垣版は敬遠してましたが今回初めて視聴しました。 
 
原作は金田一ものとしては人気・完成度ともにファンからは必ず上位にランキングされる秀作ですし、個人的には「みたて殺人」ものとしては「獄門島」「犬神家」よりも好きな作品です。またアガサ・クリスティ等の海外作品にも引けをとらない「マザーグースもの」の佳作だと思います。またそれを市川昆が見事に再現した石坂版は全シリーズの中でも脚本・演出・配役どれをとっても完璧な最高傑作ではないでしょうか? 
 
さて本作ですが、配役は稲垣金田一は皆さんが評しているように可もなく不可もなくだと思います。 
まあ他に適任はいる気はしますが・・・(TOKIOの長瀬だけは勘弁して欲しいです・苦笑)。 
気になったのはリカ=かたせ・千恵子=山田優で完全にミスキャストだと思います。ただ昔のファンの為に石坂版千恵子役の仁科亜希子を配役していたのには感激しました(笑)。 
 
脚本は悪くないと思いますが、セットや演出はこの時代を再現という点ではかなり違和感を覚えました。千恵子の新居はあれじゃ竜宮城でしょう? 
 
次作も観ようと思ってますがやはりみなさんの言うように「獄門島」か「本陣」が望ましいですね。 
横溝晩年の「悪霊島」や「病院坂」は原作の完成度が低いことが原因で、今まで上手くいった試しがないので触らない方が良いのでは(笑)? 
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稲垣版金田一はいつも楽しみにしています。 
今回の「悪魔の手毬唄」は賛否両論あるとは思いますが(僕もゆかり御殿にはのけぞったクチです)、原作を丁寧にまとめた良作といって良いのではないでしょうか? 
 
特に原作でも(これまでの金田一シリーズでも)印象的な鬼首村入口の坂で、犯人と金田一の初遭遇するシーンはドキドキしながら見てしまいました(あのシーンこそ「悪魔の手毬唄」のファーストイメージ・・・これから事件が始まるというストーリーの入口ですから)。 
そこに至るまでが少々長いような気もしないではないですが、ドラマには引っ張りも必用。演出としては良かったと思います。 
 
原作の磯川警部が出てこなかった(前作の「悪魔が来りて笛を吹く」では登場が匂わされていただけに)残念ですが、原作の登場人物を全て出すことが良い方法とは限りませんので、これはこれでありでしょう。 
 
里子役の柴本幸さんは今までの里子役では一番だったのではないでしょうか。 
どこと無く儚げで可憐で悲劇的な里子像が出来上がったと思います。 
里子殺害のシーンも今までになく犯人であるリカの絶望が描かれ、それがクライマックスの狂気につながったと見れば、あの対決シーンもありだと思います。 
 
次回作はやっぱり「獄門島」でしょうか? 
それならその次は「悪霊島」でつないでもらいたいと熱望します。 
個人的には「幽霊男」もぜひやって欲しい作品ですが、今のご時勢では、ちょっとムリかな? 
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  稲垣吾郎が金田一耕助を演じる、シリーズ第五弾「悪魔手の手毬唄」を見ました。 
大空ゆかりのマネージャーの日下部是哉、総社の旅館・井筒屋のいとが登場しないことをのぞけば、原作に近いストーリーになっていたと思います。 
(日下部是哉が出てこないことで、恩田幾三生存説がなかったのは残念。) 
 
青池リカと金田一耕助の対決シーンは賛否両論あるようですが、私は無い方がよかったと思います。 
赤あざと持って生まれた娘とそれに比べて美しく生まれた夫の残した娘たち。夫を奪った女とその娘の帰郷。息子と腹違いの妹たちの縁談。 
23年経っても消えない嫉妬と、娘への憐憫がリカの犯行の動機なんでしょうが、怖い女で終わってしまいました。亡霊まで出てくるし・・・。 
告白の時間長過ぎです。二世三姉妹女優さん達もあっと言う間に殺されてしまったので、誰が誰やらわかりませんでした。 
 
書き割りのようなゆかり御殿にも笑っちゃいましたし、我が家のアナログテレビではハイヴィジョンの画像は暗くて奇麗に見えなかったのが残念でした。 
原作通り、手毬唄の一番に「お庄屋ごろし」の一節を持ってきて、五百子刀自の老人特有の底意地の悪さを表現しようとしたのはいいのですが、わかりづらかったです。 
青年団の「青い山脈」のコーラスと大空ゆかりの唄(ともに口パク)はいったい何だたったんでしょう。 
 
有薗芳記さん(別所辰造)は原作のイメージ通りでよかったですし、舞台となった村もとても自然の豊な所で、時代設定とあっていました。 
 
などと言ってきましたが、次作も楽しみにしてます。あの台詞は無くてもいいので「獄門島」がいいかな。 
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お久しぶりです。 
二年前の横溝小ブームは、大ブーム以来のファンである私にも嬉しかったのですが、リメイク版「犬神家」の不評に引き続いて、稲垣版「笛を吹く」もどうも出来がよくなかったですし、ブームに水をかける結果になったのは残念でした。 
おまけに、とうとう市川監督も亡くなられましたしね・・・ 私もほかの方々と同様に稲垣シリーズの打ち切りが心配でしたが、とにかく再開されたのはよかったと思います。 
 
で今回の「悪魔の手毬唄」ですが、一言でいえば、放庵の扱い以外はうまくまとめているし、リカの性格造形にも新味があって私には面白かった、ということになります。 
 
対決場面でのリカのわめき・叫びに違和感を覚えられている方は、名作である映画版以来のリカの人物造形に先入観を持たれすぎているのではないかと思います。 
昔から批評されていることですが、見立て殺人ものに動機の必然性が薄くなるのは、むしろ当然のことです。 
しかし人間心理を考えるとき、そのような常軌を逸した異常行動を重ねる犯人の心中には、長年にわたって蓄積された鬱屈・狂気があってしかるべきです。 
たとえば同じ大量殺人ものの犯人が女妖として描かれることに違和感を覚えられる人はいないでしょうが、「手毬唄」の犯人が重ねた犯行も、動機こそ金銭欲ではなく、嫉妬や自己保全ですが、今まで取られた路線が犯人を「こうするほかになかったかわいそうな女性」として強調しすぎたのではないかと思います。 
動機にいくらか同情の余地はあったかもしれませんが、嫉妬に狂ったリカはやはり魔女であり、悪魔にほかなりませんから、あのように最後に狂気を一気に炸裂させ、錯乱のうちに生涯忘れられない夫の迎えに喜んでつき従う、「母としてではなく、一人の女性として」のリカの姿は新しい解釈であり、私は拍手を送りたいと思います。 
確かにあの画像そのものは安っぽい心霊映画みたいですが・・・ 
 
しかしいただけないのは、放庵の描き方です。 
私は手毬唄の対象を三人娘に絞ったほうが、放庵を有力容疑者として視聴者の目を向けさせるのに好都合ですし、放庵に罪を着せようとしたリカのもくろみにも整合しており、むしろ原作のほうが混乱を招くやり方と感じます。 
ここを原作どおりにして、放庵を明らかな被害者として描いてしまっては、いくら沼ざらいや山狩りの場面を出しても、全く説得力がありません。 
つまりこのやり方では、有力な容疑者が表に出ないまま、殺人ばかりが重ねられているように思えます。 
リカが手毬唄を採用したのは、放庵に罪を着せるためというよりも、彼女のもくろみと手毬唄の恐るべき偶然の一致が原因としていますが、この点は全く納得がいきません。 
また、栗林りんの死亡をリカが自ら進んで金田一に教えるのも、当初はおりんを犯人に思わせたいのでしょうから、明らかに不自然ですし、これも容疑者不在の大きな要因になっています。 
原作の内容は知れ渡ってはいるのでしょうが、一応ミステリー・ドラマなのですから、疑わしい人物は出してしかるべきです。 
 
私が、このシリーズを見ていていつも不満に思うのは、このように人物の描き方に大きな偏りがある点です。 
「笛」を除いて、原作のプロットをうまくまとめて映像化しているのは称賛に値するとは思いますが、例えば「ゆかり御殿」の炎上とか、歓迎のど自慢とかに時間を使うよりも、主要登場人物の程よい描写に時間を使ったほうがいいように思います。 
 
でもなんだかんだといいながら、私はこのシリーズが好きです。原作の味を出そうと毎回新しい試みをされているからです。 
他の方々同様、次回作は「獄門島」を期待しています。 
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  はじめまして。 
今回の稲垣・金田一シリーズ「悪魔の手毬唄」も皆さんと同じような思いで拝見していました。 
「横溝正史シリーズ」を観ていたのが確か小学生の低学年... 
「市川崑」作品もほぼ同時期に映画館に観に行った記憶があります。 
TVシリーズは「横溝正史シリーズ」から稲垣・金田一が始まるまでの間の作品はまともに拝見した事がなく金田一耕助作品の
”時代の流れ” はTV作品に関しては ”バツッ” と切れていますから一概には言えませんが... 
現在のTV業界の ”縛り” の中、「良くやってる」方だと思います。 
放送日時・時間帯、現代の視聴者、etc...などを加味すると、「横溝正史シリーズ」をリアルタイムで観ていたアラフォー世代が「なんじゃそりゃ」って感じる部分も完全に否定はできないのかな〜と思う次第です。 
と、言いますのも息子達(小学生、低・高)がめずらしくドラマを最後まで観て「恐かった〜」やら「金田一はアタマ良いな〜」揚げ句にモノマネしたり手毬唄唄ったり「青い山脈」までも...(笑) 
息子達は映画以外2時間ドラマはあんまり観ないんですよ。集中力が持たないんでしょうね。 
まあそんな光景を見てますと「悪くはないんだな...」と、思うわけでありまして。 
私何ぞは小学生の分際でワケも判らず「三つ首塔」を観てふるえ上がってたんですから(笑) 
やはり「金田一シリーズ」は推理云々以上に映像のインパクト(恐さ・美しさ)と、演出が大事なんですよね。 
来年は「獄門島」期待しています。 
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細かいところで、色々気になるところはありますが、制作者なりに真摯に向き合って、可能な範囲でお金をかけてくれていてTVシリーズとしては上々の出来であったと感じました。仁科さんも出てたし 
主たる原作を使いはたして別物になっているTBSや、2作目にして自主規制しすぎてわけがわからなくなって3作目はもはや無いであろうTXに比べれば、唯一まともと言えるのではないでしょうか。 
以下、細かなところ 
 
(注意)バレあり 
 
・みなさん言うとおり風呂の中で帽子をかぶったままというのは頂けない。 
 古谷金田一の逆立ちは良いけど、キャラ付けのためかもしれないけどこれは違うでしょ。 
・放庵サンが皮肉を込めた意味でもなんでもなく「ニレの旦那」と言ったのが何とも、現在ああでも家柄にはプライドを持っている人だと思っていたので 
・女王蜂のやり過ぎからは改善されていますが、建物は考証する人居るんでしょうか 
・里子が手紙をとり上げるところとか、尺の関係か細かい描写が端折られていて唐突な感じ、過去の作品をみている者の意見で、今作が初見の人は気にならなかったかもしれませんが。 
・母としてより女としてという解釈は別に気になりませんでした。演者もはまっていて説得力があったと思います。 
・それに比べて....歌名雄君最後淡々としすぎ 気持ちの切り替えはやいよ 
・千恵子キャラたってない。犯人に全部もっていかれた 
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  久々のにぎわいでありますな〜 
やはりみなさん待ってたんですね〜稲垣金田一www 
 
初っ端からこのシリーズ独特の演出なのでしょうが、歌名雄たちの「青い山脈」にはドン引きでした。。。 
みなさんご指摘のお風呂で帽子もなんだかな〜でしたね 
 
手毬唄にわざわざお庄屋さん殺害の一節を加えたのもギモン。 
かえってあとで余計な説明を入れなくてはならず逆効果。 
原作にある五百子の「年寄りならではの悪意」を表現しようとしたのでしょうが中途半端でした。 
 
だいたいにおいて手毬唄に手を加えちゃダメでしょ! 
 
放庵さんのキャラ付けも????? 
犯人の可能性のある人なんだから今少し影があっても良かったでしょ。 
せっかく麿 赤兒をキャスティングしたのにもったいない! 
(ああいう麿 赤兒を見られたってのも貴重かもしれません が。。。) 
 
しかし里子を間違って殺害してしまった直後のリカさんの絶叫はあっし的にはツボでした。。。 
「やっちまった!」感ヒシヒシで切なかったです。 
 
さてさて次回作ですが、「獄門島」あたりがテッパンなのでしょうが、「仮面舞踏会」「悪魔の寵児」あたりも見てみたいな〜 
 
なんにしても一年以内に次回作をお願いしたいですね。 
で、ゆくゆくは「病院坂」を二夜連続前後編でどど〜んとやってシリーズを締めくくるってのはどうでしょうか? 
(気が早すぎですねwww) 
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  いつも楽しく拝見しています。有難うございます。 
今回初めて投稿させていただきます。 
 
稲垣金田一は5作目でしたが、今までの中では最も良かったと思いました。確かに、リカが犯行を認めてわめくシーン、集落の風景やゆかり御殿のセットの酷さには閉口しましたし、磯川警部や日下部是哉の登場がなかったのは寂しく感じました。しかし、ラストシーンの「あなたリカを愛してらしたんですね」という原作どおりの台詞や、仁科明子が再登場(配役は異なりますが・・)したこと、青池源治郎の弁士姿などは良かったと思います。 
 
次回は「獄門島」か「夜歩く」あたりを期待しています。 
 
最後に、「悪魔の手毬唄」は、乱歩先生や評論家諸氏が「殺人に至る動機が弱い」と評していますが、私は動機は十分だと思います。私の中では、金田一作品の中でベスト3に入るくらい好きな作品です。 
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  最後の対決シーンがオカルト風になってしまって残念でした。 
 
それを除くと、よくできたと思います。 
 
いちばん良かったのは、中丸さんが、犯人に連れて行かれるシーン。この2人のシルエットが抜群で絶妙! 
 
前かがみの犯人と、対照的に弱弱しく、少し背中をそらして、はかなげに歩いて行く中丸さん(の影)。 
 
2人の姿勢が、この先の運命をとても良く暗示していて、何よりも、背景も含めてとても綺麗な映像美でした。 
 
どうしてもこれだけ言いたくて、投稿しました。では。 
 
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前回「悪魔が来りて笛を吹く」はちょっとがっかりだっただけに今回は成功して欲しいと祈るような思いで放送を待っておりました。 
 
配役を見たとき、リカをかたせ梨乃さんが演じられると言うことでとてもぴったりだと思いました〜。 
 
実際見てみて、全体に重く暗い感じはなく、コミカルでシャープにまとまっていましたが、稲垣金田一にはこれが合うのではないかと思いました。 
それに非常にテンポが良く、原作の大事な見せ場やセリフもほとんど映像化されていて個人的には90点くらいはつけたいですねー。 
 
私は五百子さんのあの偽りの手毬唄と表情が最高だったと思います!石坂金田一の五百子さんは少し呆けたおばあさんだったので・・・ 
 
次は「迷路荘の惨劇」を見てみたいです。 
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  いろいろツッコミ処はありますが、これだけツッコませてください。 
歌名雄の青い山脈がメチャクチャウザかったです。あれだけはどうにかして欲しかった。 
  
いいところもちゃんとありました。それは、里子が随一と言っていいほど美しかった事です。 
柴本幸さんはNHK大河・風林火山で由布姫を演じていた方なんですが、キャスティングを見たときから、これはひょっとしたらピッタリハマるんじゃないか!?と思ってたら本当にハマってました。凄く美しくて儚いです。 
  
女王蜂の栗山千明といい、ハマる女優さん選びはナイスだと思いました。 
(犬神家における加藤あいの珠世はどうかと思うが) 
  
このシリーズ第6弾もある事を願って、楽しみにしてます。 
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| 悪魔の手毬唄 感想(ネタバレありかも…) | 
 
| Tarbo | 
 
 
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  今回の放送二年ぶりということもあって大変楽しみにしておりました。 
 
僕の中では、なかなか良かったんじゃないかと思います。 
 
確かに気になることはいくつかありますが…まず犯人のあの体力! 
文ちゃんをあんなにつり上げたことや、里ちゃんを襲ったときのあのジャンプ!(爆) 
次はゆかりの髪型(笑)僕も思いました「ちびまるこちゃんか!」それと山狩りのときのモデル歩き(細かいですが^^;) 
ラストシーンのゆかりの文章そのまま読んだようなセリフ、あれは引っかかってしまいました。 
最後は時間的な都合もあったのでしょうが、五百子の手毬唄の説明を一度にまとめてしまったことはちょっと残念ですねぇ 
 
とはいえあのシーンは人を大勢集めた中で行われ、僕の中では今まで映像化された中では上位のほうではないかと思います。 
欲を言えば原作にあるようなみんなの驚きで放射状にのけぞる位の演出があるほうが僕の好みでしたけど… 
あそこは原作の中でも好きな部分なので僕はうれしかったです。 
 
次にゆかり御殿が燃えたところ、制作者のこだわりを感じました。(竜宮城みたいな外観にはまいりましたが^^;) 
 
金田一と犯人の対決シーンは賛否両論あるところですが、今回はまぁこれも有りかなと思います。 
 
今回僕の中での満足度は75点ぐらいはいきますね(^o^) 
ユーモアとシリアスの使い分けもそこそこ良いし。 
前回でもそうでしたが、犯罪を憎みながらも、謎解きをおもしろがってしまう稲垣金田一のキャラづけも好印象。 
(昼の再放送も見たんですよねー「悪魔が来りて笛を吹く」) 
しかし犯人が女性のとき凄い悪女なのも星演出の特徴なのでしょうか? 
 
稲垣金田一も、もう立派なシリーズになりましたね。 
次回あるとすれば、「獄門島」のビックネームも残っていますが、「白と黒」あたりやってほしいですねぇ。 
団地にいる金田一さんが見てみたいなぁ 
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  今回の稲垣金田一、ちぇりーおじさん様と同様、ラスト近くのリカさんは・・・・・ 
残念でした。 
 
その部分は、原作と同様とはいかなくとも、演出で配慮して欲しかったなと。 
 
ただ、新解釈として容認される方、原作を読まずに視聴された方には、「あり」なのかな・・とも思っちゃいますがね。 
 
小生としては、作品として良い部分もあり、あれっと思う部分もあり、それなりに楽しく観ていたのですが、その部分で「やっちゃったか!」です。本当に口が開きっぱなしになりました。 
 
でも、次回作・・・・はあれば観ちゃうのかな。 
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| 思わずコラーーーー !! と叫んだ 「悪魔の手毬唄」 | 
 
| ちぇりーおじさん | 
 
 
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  こんばんわ、今までみなさんの投稿を見るだけだった私も我慢できず投稿してしまいました。 
今回の 悪魔の手毬唄 私には おどろおどろしさ は感じられませんでした。 
ハイビジョン映像になって、フィルムの色味が出せないのでしかたないかもしれませんが、作り手の努力によってそれは克服できると思います。 
昔と今では映像の美しさとか深みのある色というものの感覚が変わっているのでしょうか・・・ 
近代的な映像という感じですね。昔の雰囲気がまるで感じられないのです。 
まあ、映像に関しては我慢して見ていたのですが、ラスト近く・・青地リカが・・・叫ぶ、わめく・・・なんですか、あれは・・・唖然としました。 
そして、我に返った私は コラーーーーーーー !! なんじゃこれは !! と叫んでいたのです。 
いくらなんでもこれはちょっと・・と思いましたね。 
横溝先生が御存命ならばこんなことは許されないことでしょう。 
この名作を根本からひっくり返してくれました。 
少しは期待して見ていたのに非常に残念です。このドラマを作った脚本家と演出家にはもう作って欲しくないです。 
金田一はもうあなたたちには作って欲しくない。 
と、酷評しましたが、次回作があるのであればまた見ちゃうんでしょうね。 (笑) 
 追伸 
山田優の髪型はなんでしょうね・・ちびまる子ちゃんかと思いました 
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  稲垣金田一、2008年の放送がなかったから、てっきり低視聴率を理由に打ち切りになったかと・・・ でも2年振りの放送でひとまずホッとしました。 
しかし安心するのはまだ早い、月曜日の放送って初めてですよね? フジテレビの月曜のこの時間といったら「月9」「スマスマ」と、高視聴率番組が放映されてる時間帯ですから、この『悪魔の手毬唄』が、通常(「月9」「スマスマ」)より視聴率が下にでもなったら、今度こそ本当に打ち切られてしまうんじゃ・・? 実はドラマやると知ってから、内容よりもそっちの方がずっと気になってまして。 
 ドラマの感想についてですが、全体的に「良かった」と思います。 
おどろおどろしい雰囲気が非常によく出ていましたし(前回の『笛』は、どこかサバサバしていましたからね)、一方で、夕焼け空などの美しい情景があちこちに見られたのも好印象でした。 稲垣金田一シリーズは、岡山など地方を舞台にした作品の方が合うんじゃないでしょうか。 確かに、2年振りでこっちの見る目も多少甘くなっていますし、原作と違うとかいう意見もあるとは思いますが。 
配役に関しては、見る前は正直不安もありましたけど、実際観てみると(100%OKとはいかないまでも)それほど気になりませんでした。しかし谷原さんは(配役知ってから予想できてましたが)ちょっとしか出ませんでしたね・・・。 鬼首村手毬唄は、民間伝承らしくって良かったと思いますよ。あと二、三日はあの手毬唄が頭ん中流れててそう。 
 あとこれだけは言っとかなきゃいけない、「風呂入る時ぐらい帽子とれー!!」と・・・。 
 
さて、そうすると気になるのは「次があるのか?」ですが、5回目で昭和の石坂金田一と数で並んだ事だし、ある意味「いい節目」なんですよね。くどいようですが、視聴率がよければまた製作されるでしょうが、そうでなかったら・・・視聴率どうなんだろ? 今回のドラマの満足度が高かっただけに心配・・・。 
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 (C) 2009 NISHIGUCHI AKIHIRO 
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